9月24日に立教大学のチャペルで岸本寿男先生の音楽療法のお話と尺八の演奏がありました(先生は三春堂のシャツのご愛用者!です。またCD「Sky & Wind」は三春堂で販売しています) 立教大学のチャペル ・・・1918年(大正7年)マーフィ&ダナ建築事務所設計(東京都選定歴史的建造物) チャペルで、尺八の演奏がされることは初めてのことではないでしょうか。岸本先生が演奏するオリジナル曲、ポピュラー、ジャズそして石の尺八による「もののけ姫」が、教会の空間のなかをゆったりと舞うように響きわたりました。幸運に音楽が五感を通して心に届いた時、心ざわめいてそして.....穏やかに、あたたかで幸せな気持ちが満ちてくるような気がしました。音楽を通してそのような出逢いができたとき、演奏者と聞き手に幸福な奇跡がおきるのでしょう。音楽療法という言葉がきちんと分からないのですが、心に病を秘めた人の心に、小さな奇跡をおこすために音楽で交信することなのかしらと、うっすらと思いました。 ■音楽と心の癒し - 音楽療法と尺八の奏で - (立教大学心理学科主催) 日時:2005年9月24日(土)15時〜17時 場所:立教大学池袋キャンパス内立教学院諸聖徒礼拝堂 講師:岸本 寿男(Toshio Kishimoto) 国立感染症研究所ウイルス第1部、リケッチア・クラミジア室長。尺八での演奏活動を病院、福祉施設、ホスピスで行っている。オリジナル曲の作曲も多く、アメリカ留学中に作曲した米国ドキュメンタリー番組の挿入曲「Sky & Wind」は「1994年度地域エミー賞作曲賞」を受賞。現在、日本音楽療法学会理事。 ギター伴奏:蓮見 昭夫(Akio Hasumi) 演奏曲目:Spring Sea, Ride on the Wing, Lullaby, Georgia on My Mind, Yesterday, Summer Time, もののけ姫(石の尺八)ほか #
by miharu-ando
| 2005-10-06 22:31
| 音楽・ライブ
展覧会に追われて、しばらく展覧会のことをご報告するのを忘れておりました。4月からのご報告です。 英国大使館からのご紹介で、新宿オゾン6Fリビングデザインセンターで開催の「英国クラフト展」に三春堂からも出品しました。会期4月28日(木)→5月10日(火)。出品スティーブン・ニューウェル(ガラス)、ブライアン・ブランソーン(ガラス)、マイケル・ロウ(金属)、ゴードン・バーネット(金属)で、特にガラス作品のためにギャラリーの中央に、下から光がでる大きく長い展示台を作ってくださり、効果的な展示となりました。 三春堂では1983年から、イギリスの工芸家の作品を少しづつ紹介してきました。 22年ほど前、魅力的なガラス作家を探していて工芸雑誌でイギリスのスティーブン・ニューウェルの作品に出会え、無謀にも展覧会を依頼したのがきっかけです。海外から作品を輸入する方法も知らず、いざ展覧会OKの知らせがきてから、てんてこ舞いしたことを懐かしく思い出します。日本で初めての紹介でしたので驚きをもった多くの反響があり、なおかつ作家も来日したため、対応に不慣れな私にとって大混乱した印象的な展覧会でした。 その後、陶器のジャキー・ポンセレ、アリソン・ブリトン、金属のマイケル・ロウ、ゴードン・バーネットなどなど、イギリスの優れた作家を少しづつ紹介することになったのです。 今回の展覧会では、他社から新しい作家の作品がたくさん紹介されていて、若々しく楽しい展覧会となっていました。そのなかで三春堂関係の作品は、存在感の強い重厚な感じがして世代の違いが見事にでていました。三春堂にあるものはすでに古典?になりつつあるような気がします。 #
by miharu-ando
| 2005-09-15 01:12
| 展覧会レポート
もんろーさんが、夏らしいひまわりの種のパンを作ってくださいます。香ばしくて美味です。酒種天然酵母が終わって久しぶりに「6つのフルーツと胡桃のライ麦パン」が再登場します。どちらもお楽しみに。 三春堂の夏休み 8月15日(月)〜22日(月) 8月19日のもんろーブロートはお休みさせていただきます。 8月5日のパン - by Keiko Kamio 「ゾンネブルンメンブロート」(向日葵の種のパン) ゾンネブルンメン(太陽花)とは、ひまわりのことです。日本語でも向日葵と書きますから、古の人は日本人もドイツ人も、同じような想いでこの花を見ていたのでしょうか。 今月は、向日葵の種とケシの実と黒ゴマのパン。シード(種)系でまとめてみました。パン生地は、全粒粉とライ麦を混ぜています。チーズをのせても良いですが、サンドイッチ用にも良いと思います。お食事用のパン。 「6つのフルーツと胡桃のライ麦パン」 御好評頂いていたライ麦パンの再登場! フルーツは夏らしく、ちょっとトロピカルに。カリフォルニアレーズン、シルクロードレーズン、プルーン、アプリコット、クランベリー、マンゴーをラム酒や、赤ワイン、リキュールに漬け込んだものを使っています。クローテッドクリームやジャム、メイプルシロップをかければ、ケーキの代わりにもなると思いますよ。勿論、ワインとチーズの相性も良いと思います。 #
by miharu-ando
| 2005-07-27 02:06
| 器とブロート
三春堂ショップの先を7、8分池袋方向に行くとフランク・ロイド・ライト設計の自由学園明日館(重要文化財)という素敵な建物があります。個人的には目白で一番素敵なところと思っています。ギャラリーを目白に開きたいと思った大きな理由のひとつでした。1997年に重要文化財に指定され、2001年に一般公開されるようになりとても利用しやすく、楽しめるようになりました。 その明日館の建物を、折り紙建築で有名な茶谷正洋氏がついに?作られ、明日館で販売することになったそうです。早速、館長さんが三春堂に届けてくださいました。 明日館の雰囲気をよくとらえた、すてきなミニアチュールです。明日館でお求めになれるだけでなく、なんと三春堂でもお求めいただけます。(2つ折りサイズ21x8cm 封筒入り¥500) センスのよいグリーティングカードとして、また目白のメモリアルとしても喜ばれそうです。 さらに、三春堂ショップの前の道が、明日館へ通じる道として「F.L.ライトの小路(こみち)」という名称が豊島区に正式に認められました。この名称は2002年に目白のギャラリーが集まってマップを作ることになった時、通りに愛称をつけることを提案して、私は愛称という軽い気持ちでダイソレタ「F.L.ライトの小路」とつけてしまいました。(小路となっているのは、刊行予定になっていた私の写真集のタイトルが「三春の小路 めじろ、わたしの猫たち」となっていたからです)そんな無責任な思いつきが、そのあと予想外の展開で正式になってしまったという不思議な成り行きに巻き込まれています。まだなんの表示もありませんが、これから通り名にふさわしい楽しみながら散策できる綺麗な小路になるように、通りの方たちと協力していこうと思っています。なかなか大変なことと思いますので、皆様の応援をよろしくお願いいたします。 追記: 目白バ・ロック音楽祭を企画したり、目白を楽しい街として発信してくれているデザイン会社「ヌールエ」の筒井氏がしばらく前に、目白の新しい特産品(目白らしい特長のあるもの)を作らなければと言っていました。彼はmejiroBALL という文庫サイズの綺麗な情報誌を作っていて、それを特産品にしていこうと考えています。面白い発想だと思っていましたが、今回明日館の折り紙建築ができ、まさに有力な特産品ができたことになります。できれば写真集の「三春の小路」も入れていただけると嬉しいです。(アピールとして─目白の野良猫さんがたくさん載っています!) 三春堂には、そのすべてが揃っていてお求めになれます。特産品コーナーをつくらなければ........? それにしても筒井さんのアイデアの、特産品という名称はベストなのかしら。 #
by miharu-ando
| 2005-07-16 01:11
| お知らせ
美味しいパンを作ってくださっている、もんろーさんこと神尾敬子さんが、とても美しい歌をうたう歌手でいらっしゃることをご存知ないかたも多いことと思います。 7月2日に大阪の「エイズ国際会議記念コンサート」に出演のため、1日のもんろーブロートをお休みさせていただきました。もんろーさんはそのコンサートで「遠雷」(作詞:木下愛郎 作曲:岸本寿男)という新しい曲も歌うことになっていました。事前にちょっと聴かせていただきましたが、詩も曲もあじわい深く、いつか東京で聴けるのを楽しみにしたいと思っています。 7月15日のパン - by Keiko Kamio 「フルーツグラハム」 ミネラル分たっぷりのグラハム粉を、33%ほど混ぜ込んだ健康志向のパンです。何ヶ月もラム酒に漬け込んだレーズン&クランベリーがアクセント。ちょっと癖になる大人のパン。朝食には勿論、ワインの時にも是非どうぞ…。 「酒種天然酵母のフィグ&ナッツ」 酒種とは言っても、今月はビール!(夏はビールでしょ!?)ビール酵母をおこしてみました。麹の酒種ともちょっと違いますが、やはり香りが良いようです。酔っ払うことはありませんので、飲めない方でも安心です。 #
by miharu-ando
| 2005-07-04 01:08
| 器とブロート
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