村上 富朗の「木の椅子たち」展(青山)のご案内と訃報のお知らせ
c0009350_215114.jpg1980年から7回にわたり三春堂ギャラリーで「木の椅子展」を開催してくださった木工家の村上富朗さんが、7月3日胃癌で亡くなられました。(享年62歳)

2ヶ月ほど前、中村好文さんから村上さんのご病気が芳しくないというご連絡がありました。彼を元気づけるため、村上さんがずっと望んでいた「木の椅子100脚展」を6月18日に長野県東御市文化会館で1日だけ開催するとのことでした。(三春堂ギャラリーでは、10脚づつ40脚まで発表されていました)
その展覧会に私は行かれませんでしたが、100脚余りの椅子はとても壮観だったそうで、村上さんも思ったよりお元気なご様子だったとのことでした。7月には東京展があるとのことでしたので、その時お目にかかれるのを楽しみにしていました。

その案内状が今月初めに届きましたので、皆様にお知らせする準備をしていたところ、3日に亡くなられたことを、ネットで6日の夜知りました。それほど悪いと考えたくなかったこともありますが、ほんとうにびっくりしました。村上さんほど優れた木の椅子の作り手に出逢うことができ、たくさんの椅子を身近に見て、座ることができたのは、この上ない幸せだったことをあらためて感じています。出逢いを作ってくださった中村好文さんに、感謝しています。

予定していた東京展まで村上さんは待っててくださいませんでした。とても残念でなりませんが、白くまさんのような優しい笑顔で、見に来てくださると思います。東京展が急遽メモリアル展になりましたが、30脚が選ばれて展示されるそうですので、ぜひ、多くの方に見ていただけたら幸いです。
(村上さん、お体のことをあまり気をつけてくださらなかったようですが、好きにするのが村上さんらしかったのですね。そのように納得することにします)
安藤 三春

第7回 村上 富朗・木の椅子展(2007.4.13-21)
村上富朗さんの木の椅子の座り心地(三春のときどき通信 2007.5.8)


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(C) 新潮社 撮影 菅野 健児

(注) DM 展覧会会場の住所訂正 → 港区南青山 5-16-7

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by miharu-ando | 2011-07-12 02:50 | お知らせ
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